「VUCA(ブーカー)」とは、

・変動性・不安定さ(Volatile)
・不確実さ(Uncertain)
・複雑性(Complex)
・曖昧・不明性(Ambiguous)

の頭文字をとって、予測不能なこの時代を表した言葉です。

この言葉があらわす背景は、

「変動性・不安定さ」では、
amazonなどがいい例ですが、今まで市場にいなかった企業がテクノロジーの発展により、既存市場の常識がはやいスピードで変わってしまったりします。

「不確実さ」では、
米中など政治や経済から影響をうける市場や、今年の日本であった大雨による洪水など温暖化による自然災害は今後も増えてくる可能性があります。

「複雑性」では、
消費者の価値観やニーズの多様化により市場はどんど細分化されています。そして、企業の戦略も独自での開発だけではなく他者との共同や、イノベーションを起こす観点も細分、複雑化しています。

「曖昧・不明性」では、
情報量が増え、テクノロジーの発展により驚くほどスピードがあがっています。このようななかで試行錯誤して「答え」を出した時には「答え」でなくなっている可能性があります。

事業は、「論理」と「感性」の観点で考える必要があります。

情報の足がはやい時代のなか、論理で組み立てた答えは遅い場面が増えてくることでしょう。

そんななかでも変わらない本質は、「消費者の感性や感情」です。

最終的には消費者が事業の成功を決めます。
消費者に使われなければ、買ってもらえなければいけません。

消費者にどれだけ得となるワクワクする「感性」に響くものになるか、育むものになるか。

これは消費者にどれだけ寄り添っているかがポイントになります。
寄り添っていることで、新鮮な情報を得られること、そしてよりよい関係を構築していることでスピーディーにコトを動かせます。

このような時代に対応するには、「寄り添うコミュニケーション力」「大胆かつ柔軟な発想力」「追求する粘り抜く力」「スピーディーに行動する機動力」が必要と考えています。

まだまだ日本には古い体質の市場はあります。

そこには確実にこの時代のスピードについてこれていない、消費者の不満が高まっているところは必ずあります。

このVUCAという言葉は、
マーケティングの世界よりもはやく、テロなどが増えたことにより軍事用語として生まれました。
ですので、VUCAの4要素に限りなく関係しない平和な世界で事業をしていく手もあるかもしれませんね。

企画師 川口洋一郎
一般社団法人中部産業連盟において、10年以上A3用紙1枚企画書の講師を務める。また、企画師として新商品の開発やプロジェクトの企画からプロデュースをしている。多いときには年間50を超える企画書を書いてきたなかでのノウハウを伝授しています。


Please Login to Comment.