世界が驚く日本人の自然観 同化感覚

世界の人は、日本の自然と文化を感じたい 富裕層向け米国旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の読者投票「ワールドベストアワード2020」において、東京、京都の2都市が入りました。 日本は世界の旅行客から関心の高い国です。 […]

今年の楮は豊作

埼玉県小川町では、例年より早い12月中旬から楮(かず)かしきと楮むきが行われました。楮かしきとは、和紙の原料となる楮を蒸し、皮を剥く楮むきをすることを言います。今年は台風が来なかったこともあり、まっすぐにきれいに成長しま […]

美的理念になった言葉「をかし」「もののあはれ」

日本には多くの趣をあらわす言葉があります。 それだけ自然を、表情を、変化を観察し楽しんでいたのではないでしょうか。 言葉ひとつで、モノの見方まで変える影響力があります。 現在、感情が動かされたことを「エモい」といった、英 […]

古くから疫病と戦ってきた歴史と祈り

新型コロナウィルスの感染者が日本でも全国的に増えてきており、10月19日には東京都ほか県でも過去最高の感染者数がでるようになってきました。 ワクチンの開発にはまだまだ時間が必要で、人と人の間を取り合うソーシャルディスタン […]

【パリレポート】パリマレ区の藍染ブティック『JAPAN BLUE PARIS』

今回はパリ3区、4区をまたがるお洒落なエリアとして知られるマレ地区にやって来ました。 かつて大昔の13世紀までは沼地(マレ)であり、その後僧侶や騎士団により開墾され人が住めるようになったそうです。15世~18世紀にかけ貴 […]

文化財修理に和紙が使われるのは、なぜ?

和紙は世界中で重要文化財の修復に使われています。 海外の方は、和紙を見ると洋紙にない薄さと軽さからの美しさ、あたたかみや風合いなどの感触を絶賛します。 和紙は用紙に比べ保存性が高いのも大きな理由ですが、薄くて強い特性が文 […]

日本の和紙の産地と種類ってどのくらいあるの?

和紙の産地は全国津々浦々存在しています。 全国手漉き和紙連合会による産地だけでも41都道府県の75の和紙が存在しています。 今回はそのなかでも、ユネスコに登録されている和紙3種と伝統的工芸品に指定されている9種を紹介いた […]

衣装を競う「だてくらべ」って何?

伊達政宗はどれだけ派手だったんでしょうか。 「伊達だね〜」という言葉に使われる「伊達」という言葉は、 おとこぎを見せることやそのさま、人目をひく派手な行動や、派手な服装で外見を飾ることを意味して使われています。 「伊達」 […]

本場奄美大島紬を知る「緻密な模様を編み出す手作業での絣締めと平織り」

本場奄美大島紬の着崩れせず、着込めば着込むほど肌になじむ着心地の良さを実現しているのは、手織りだからと言っても過言ではありません。 ほとんどの工程が手作業の本場奄美大島紬ですが、織物となるために織機を使う2工程があります […]

「用の美」「感の美」をもつ伝統工芸の7つの要素

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたとは言うものの、まだまだ油断はできない状況です。また、今後第二波の到来、他国のように再度外出自粛要請がかかる可能性も多くあります。 外出自粛により国内での人の行き来も少なく […]

西洋女性の解放にもつながった「キモノ・コート」

1800年代の西洋女性がパーティーや食事会に参加するのに、身体のラインを美しく見せるのにコルセットを使用しドレスを着用していました。 コルセットは胸下部より腰にかけてのラインを補正する役割で使われ、紐で締め付けるものです […]

本場奄美大島紬を知る「原材料絹100%」

本場奄美大島紬は絹100%でできています。 逆に絹100%でないと、本場奄美大島紬とは認められません。 絹はシルクとも呼ばれていますが、 蚕の繭から作られる繊維です。 繭は蛾の幼虫が成虫になる時に身を守るために作られます […]

本場奄美大島紬を知る「先染め」

染めには、おおきく「先染め」と「後染め」があります。 「先染め」でみなさんが慣れ親しんでいる生地に、デニムがあります。 また、「後染め」は着物に絵柄を描いていく友禅や、カラーTシャツがあります。   簡単にいう […]

〜南国の日差しから生まれる影美〜本場奄美大島紬

着物のなかでも認知度の高い「大島紬」は、奄美大島(鹿児島県)が本場生産地(発祥の地)とされている絹織物で、本場奄美大島紬(地域団体商標 第5012251号)は奄美群島内の組合員により生産された経済産業大臣指定伝統的工芸品 […]

【香りの世界】日本人に刻まれた香りの歴史

4月18日は「お香の日」というのをご存知でしたか? お香や四季折々の草花の香り、旬の食材の香りなど 古来から香りは日本人の生活を豊かに彩ってきました。 日本にお香が伝えられたのは、飛鳥時代に仏教が伝来した頃だといわれてい […]

アートの世界で伝統工芸が世界的に見直されている

2017年、世界最大のアートフェアの開催地であるスイスのバーゼルに、アートバーゼルの創始者が新たに「バーゼル・トレゾア・コンテンポラリークラフト」という国際クラフトフェアをはじめました。 世界的なアートフェアの開催地に工 […]

古きを知りて新たなものを創造したルネサンス

芸術だけでなく産業にも大きな影響を与えたルネサンス期。 とくにそのなかでも大きな役割を果たしたのがイタリア・フィレンツェのメディチ家。 メディチ家には、別け隔てなくアーティスト、哲学者。エンジニアなど多様な職種が集まり、 […]

「伝統工芸品」って現在何品目あると思いますか?

日本の「伝統工芸品」というと、みなさんはどんなイメージでしょうか。 お土産屋や物産展に出展されている?お土産もの? 美術館や博物館に飾られている?特別なもの? 歴史的なもの?民族衣装や道具? いやいや、いつも食事の際に陶 […]

備前焼「土と炎の作陶展」南青山スクエア開催中

2020年3月6日(金)〜3月19日(木)、青山スクエア(東京都港区赤坂)にて備前焼伝統工芸士「土と炎の作陶展」が開催中です。 昨年新たに備前焼伝統工芸士に認定され青山スクエアにて初展示となる9名を含む、20名の備前焼伝 […]

世界一緻密な織物と称される大島紬に新しい風を「本場奄美大島紬NEXTプロジェクト」

日本で最も長い歴史をもち、世界一緻密な織物と称される大島紬に新しい風を 〜若い世代で作り、若い世代に本場奄美大島紬を届けたい〜 「本場奄美大島紬NEXTプロジェクト」  2020年2月29日の動画配信により、本場奄美大島 […]