2021年1月28日(木)に年始めの企画屋かざあなオンラインサロンミーティングを開催しました。
昨年末に開催した際からの経過報告、和紙や大島紬などの理解を深め、新商品の可能性を探る会となりました。

御朱印帳を海外で展開できないかという議題では、フランスでも協会を回って歩くものがあることを知ることができました。
<海外参考サイトはこちら

フランスにお住まいの方からの、日本への関心点や興味点を聞くとともに、日本から海外の知らない方に対してどう伝えるかという課題も浮き彫りになっていましたが、色々と伝え方を考えて、わかりやすく魅力的な表現を模索できる会にもなりました。

1月から、企画屋かざあなオンラインサロンに移行し、登録者もいらっしゃいます。ぜひ聞き専でも構いませんので、気兼ねなくご参加いただけたらと思います。実際に機織りをしている方やフランスの方、商品企画をしている方、デザイナーなどと話したり聞くだけで、気づきをいただけると思います。

本場奄美大島紬×Artの進捗状況や和紙の新商品企画などの話もありましたが、今回の議題で直近に動きがあるプロジェクトについて、ご報告させていただきます。

「わしのねり」プロジェクト

「わしのねり」プロジェクトとは、和紙の貴重な原料「ねり(植物名:トロロアオイ)」の生産量不足という問題に少しでも役に立ちたいと、一般の家庭菜園でトロロアオイを育てて、和紙職人さんに提供しようという企画です。


昨年より埼玉県小川町さんと和紙職人さんとトロロアオイ生産組合さんと調整させていただいており、最終段階まで来ています。

このプロジェクトは、2月よりクラウドファンディングを行い、家庭菜園をしてくれる方を募集しようと考えています。

そう簡単には育ってくれないかもしれませんが、一日花でアジアンハイビスカスとも言われる花も見てみたいです。

事務局では、24時間観察をしてはなどのアイディアもあがっていますが、育て方をマニュアル化して安定的に育てられるようになればと願っています。

本件については、また詳細ご報告させていただきます。

次回は、この「わしのねり」プロジェクトのキックオフとして、和紙職人さんに出演いただいての勉強会を考えていますので、お楽しみにしてください。