50,444トン客室436室ある客船「飛鳥II」が、飛鳥クルーズ就航30周年を記念し、公益社団法人日本工芸会とコラボレーションし、日本の伝統工芸の保存・活用に貢献する取組みが実現しました。

「飛鳥II」では、人間国宝を中心とした作品の船内常設展示のほか、クルーズ企画として、トークイベントや作品を深く知るための日本各地の「工房を巡る寄港地観光ツアー」、工芸作品を器に用いた食事の提供等を計画しています。

伝統工芸作品との出会いの場としてだけでなく、新たな魅力を秘めた次世代の作家の作品展示も予定しています。

知的好奇心の高い飛鳥クルーズの乗船者には、様々な機会を通じて作家の想いまでを感じていただける機会になるとのこと。

また、船上では工芸品の販売も行い売上金の一部を寄付し、日本の伝統文化継承のために役立てる予定になっています。

 

飛鳥IIの概要

「飛鳥II」は日本船籍最大の客船で、約100日間の世界一周クルーズ、アジア・オセアニア方面へのロングクルーズ、日本の夏祭りを巡るクルーズ、1泊からのショートクルーズなど多岐にわたり展開。全室海側の客室、ゆったりとしたスペースや新設の露天風呂など充実の設備、日本人乗船客の嗜好に合わせた多彩な食事やエンターテイメントが特徴。乗船客1人当たりのスペースや乗組員比率は、日本はもとより世界トップレベル。

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