2021年6月、グラフィック社より「デザインのひきだし43」が発売されました。

本特集は、「日本の各地でつくられる魅力的な紙 和紙のステキさ、再発見」として、様々な和紙のプロダクトをはじめ、和紙の基本的なつくられ方から種類、日本各地にある特徴的な製作所を紹介しています。

なんと言っても、表紙につくられた和紙は圧巻。

タオルのような温かい手触りを実現している透かし漉き合わせ越前和紙は、山田兄弟製紙でつくられています。

この透かし漉き合わせ和紙は、上層に透かしが入った柄部分があり、それを下層の白い和紙に合わせるそうです。

 

また、付録に156枚の和紙を綴じ込んだ見本帳をはじめ、各製作所がつくるマスクケースや色紙、扇形ペーパークラフトなど、さまざまな和紙の特徴を知ることができる充実した内容に。

書店では一人様一点のみという販売にもなっているほどの人気の雑誌となっておりますので、和紙がお好きな方はぜひ、お早めにお買い求めください。

出版元のサイト:グラフィック社